出張シュレッダーサービスのメリットとデメリットを徹底解説
- 2016.12.07
- コラム
- 新着
処理委託業者が依頼者が指定したオフィスの近くまで、裁断処理機を搭載したトラックで出向き、依頼者の立ち会いの元、その場で機密文書の細断処理ができるサービス「出張シュレッダーサービス」があります。
今回は、出張シュレッダーサービスのメリットとデメリットについて解説します。
依頼者の立ち会いの元、裁断処理を行うので大きな安心感がある
出張シュレッダーサービスの大きなメリットとしては、依頼者の立ち会いの元、細断処理を行いますので大きな安心感があることです。
不要になった機密文章であればその都度オフィスのシュレッダーで細断処理を行えば良いのですが、オフィスの移転や大きなプロジェクトの終了など、特定の時期にまとまった量の機密文書を処理しなければならない状況になった際、機密文書を委託処理業者に送付して処分する方法がありますが、機密内容が漏洩する可能性があることを考えるとご自身の目できちんと細断処理が行われていることを確認した方が確実であるといえます。
大量の機密文書を短時間に細断処理できる
出張シュレッダーサービスでは、大量の機密文書を短時間で処理できるもの大きなメリットです。
個人情報の保護や機密漏洩防止などによる企業に対する信頼性や収益性の維持・向上が強く求められている現在では、オフィスにシュレッダーを備えていることはあたり前となっていますが、オフィスのシュレッダーは、大量の文章を短時間で処理できる性能は備えていないのが現状です。
日々整理整頓を行い、不要になった機密文書はその都度細断処理を行えば良いのですが、前章でも述べましたが、オフィスの移転やプロジェクトなど特定の時期に大量の機密文書を処理する必要性が発生することも考えられます。
また、大量の機密文書を自社で処理した場合、その間の生産性がストップしてしまうことを考えると、処理委託業者の専用の細断処理機で短時間で処理することで、生産に結びつける時間を大幅に確保することが可能になります。
高額な料金が発生するので費用負担が大きい
出張シュレッダーサービスは、依頼者の指定した場所に出向くため、処理委託業者が出張する際に発生する費用が発生する場合があります。例えば、東京23区内であれは無料で出張できるが、それ以外の多摩エリアや神奈川県、埼玉県、千葉県など近隣地域では追加料金が発生する場合があります。
また、多くの委託処理業者では1キログラム単位で料金を設定していますが、100キログラム以下など少量の場合は一定額となっている場合が多く、処理する機密文章量が一定量以下であれば、割高になってしまいます。
駐車スペースが必要になる
出張シュレッダーサービスは、専用の細断処理機を搭載したトラックが指定した場所に出向くことになりますので、処理を行う際に駐車スペースの確保が必要です。
地方など広く駐車スペースが確保できるオフィスや工場などであれば問題ありませんが、都心部などビルが密集したオフィスビルであれば、路上駐車の必要性が発生することから、近隣が路上駐車禁止区域であれば、出張シュレッダーサービスの利用は難しくなってしまいます。
裁断処理を行う際に音が気になる
細断処理を行う際、専用の機械を使用しますので、処理を行っている間どうしても音が出てしまいます。
そのため、近隣のオフィスに迷惑をかけてしまう可能性も考えられます。また、近くに学校が有る場合は、何かしらの試験などが行われている可能性を考えると、利用時には周囲で何が行われているかあらかじめ把握した上で、依頼するなど気を使う必要が出てきます。
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